Gouping

現在Webで使われてる分類方法としては

  • Category
  • Tag

があると思う。Categoryは1つの要素を1つの箱にしか分類できないために、複数の分野にまたがる要素は分類できないというデメリットがあった。それを解決する手段としてTagが開発されたと言われている。でもちまたにあるTag、たとえばTiddlyWikiのTagは、TagではなくMulti-Category(Wordpressなどにある1つのエントリーを複数のCategoryに関連付ける機能)なのではないか。
1つの要素が複数の分野にまたがってることを示すときは、両者ともまったく変わらない。しかし分類した後である要素を探すときには、Tagだと複数の分野による絞込み(tokyoとcafeというTagがついてるエントリーを探す等)が可能なのに対して、Multi-Categoryはあくまで1つの分野に所属する要素だけを羅列するだけで、そこで抽出された要素を再度Categoryによって分類することはできない。
例のTiddlyWikiでもサイドバーのUIを改良して、複数Tagでの検索ができると、本来の「Tag」による分類だと言えると思う。今考えてたのは検索フォームの下にTag検索フォームを新設する方法。そこにTagをスペース区切りで複数入力すればTagによる絞り込むができる、という感じ。Javascript勉強して作ってみようかな。
自分は今一般的に言われてるTagの概念と、実際の利用方法の乖離をTiddlyWikiに感じたんだけど、Movabletypeなど他のツールで構築されたBlogでも、Multi-Categoryなのに名前だけTagにしてるところをよく見る。この上FolksonomyとしてのTagだと考えると、ますます本来の意味と違っちゃうね。Folks(人々)によるtaxonomy(分類)なんだから、Blogで言うなら各エントリーに著者がTagをつけるんじゃなくて、そのBlogを見てるユーザーが各々適当だと思うTagを入力していかないとだめじゃん。
文章力アップのためにも、がんばって自分の考えを文章化していこう。